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李朝のタイポグラフ。
やっぱ師匠。
収集するおしゃれの世界が違いました。

まずは、日本の江戸時代の鍛鉄釘を刃物鍛冶が打ちなおして作ったペーパーナイフ。
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激オシャレ。
この古さのハンドメイドの鍛釘の新品ってのがナカナカ出てこないらしい。
そりゃそうだろね、200年位前のモノだからね。

さらにこれは、最近新たに壁に掛かっていた李朝時代(1400-1900)の民間の芸術品。
書かれている文字は「信」という漢字一文字らしい。
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言うなれば完全な「グラフィックデザイン」とか「タイポグラフ」じゃんね。
いや!これは美術品狙いではなく、生活の中でのアイコンだったらしいので、今で言う所の「グラフティ」に近い。
早すぎます!数百年前の韓国!

なんだか鳥っぽいのがくわえているのが「信(手紙)」で、もう片側の過去の韓国には多数存在したであろう「アンガリゴン鳥」がくわえているのが信を入れる筒なんだとか。

さらに、コレは本来は芸術の光が全く当たっていない民間の楽しみだった世界を、あのスツールで有名な柳宗理の父親、「柳宗悦」が起こした「民芸運動」に拠って、日の目を見た一般民芸や日曜雑貨の中の一品です。

この民芸運動の求める美しさとは、高額な美術品の美しさではなく、生活の中にある「用の美」。

芸能界で頑張っている有名な旧車&オモチャ好きなあの方の方法論としてのルーツかもね。

「用の美」なら、ウチにもいっぱいありますよ。
死ぬ程使い込まれたビンテージのドイツのチェーンソー・ビアンキのロードレーサー・ダットサンのトラック・公道verのモトクロッサーetcetc.........
どれも全く日の目を見てません!(又は全く違うとも言う)

こんな世界だから、アンダーグラウンドの音楽、グラフティを始めとするストリートアート、新しすぎるコミュニケーションの方法などなどの21世紀ジャンクカルチャーの中から、21世紀の民芸運動をハックするのは、そう!あなたです!
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by nashica | 2009-12-04 17:27 | 俺メモ日記